温度差
今日の中二は二名欠席。発熱だそうです。
季節の変わり目で、昼夜の温度差がかなり激しい今日この頃。体調の管理には気をつけましょう。
今年初めて花粉症になって、鼻炎で年中花をグズグズやっている生徒の気持ちがわかりました。
僕の場合花粉の飛散量に比例して関節が痛みます。実際に飛散花粉が見えるわけはないのですが、花粉予想と関節痛の強弱とがほぼ一致しているからやはり花粉症なのでしょう。だいぶマシになりましたがなんとも辛い。もし学生だったら、授業を集中して受けるのは大変だろうなと思います。
花粉症でさえそうなのですから、風邪をひいて発熱したら休むのは当たり前です。熱があってしんどいのに、塾に行って勉強しても効果が上がる訳はありません。だいたい僕は根性論が大嫌いです。
ただ、「できれば行きたいのだが(あるいは行かせたいのだが)熱があるので仕方がないから休む。」と、「熱あるんだから休んどくわ(あるいは休んどいたらいいでしょ)、補習してもらえばいいし(あるいは補習してもらえばいいでしょ)。」とは違います。
当然、抜けた分の授業は次の回までに補習します。欠席が知識の理解に影響しないような塾なら行く価値はないでしょう。
しかし、欠席分の補習はあくまで次の授業についてこられるように、端的に解説する時間しかありません。本来の授業と全く同じというわけにはいきません。
また、暗記テストなども含めて、病み上がりの生徒に余計な体力的負担をかけることになります。やはりできるだけ休まないで出席することが望ましいです。
誤解のないように繰り返しますが、風邪をひくことを避難しているわけでは断じてありません。そもそも体が丈夫、弱い、の個人差はあるものです。
ただ、学習効果をあげるために塾に通うということは、学校、クラブ、習い事などの、生徒の日常繰り返される生活の中に「塾に通う」という項目が増えるということです。それは生徒の頭の中で「あだち塾」が他の日常の項目と同じぐらいの、ある「温度」を持つようになるということを意味します。忙しくなるのは気の毒ですが、日常を構成するどの項目が停滞しても日常そのものがうまく回らなくなります。
当然、おそらく家族にとっても。塾に通わせることは生活パターンが変化することと同義です。
少なくとも僕は「あだち塾」が生徒と生徒の家族にとって一定の「温度」をもって欲しいという思いで日々の授業をしています。
「あだち塾」に通うことを含む日常がうまく回るように、各々の個人差に応じた体調管理を出来る範囲で心掛けてほしいと思います。