10月25日 ~秋の夜に想うこと~

2020年10月25日

福島の銘酒『写楽』の豊潤な香りと甘い口当たりに心も体も緩やかになっておる今であります・・・


 

中間テストも終わり 次は期末に向けての学びの仕込みの時であります。

堀居から聞いたことろでは 九期生たる中学二年生も結果を見れば悪くないとのこと・・・

毎回の事ではあるが、それでもそのセリフを聞くと安堵してしまうのは 職業病  ( ^^) _U~~

 

八期生たる中学三年生は この時期からは定期テストの結果を聞くこともせず、ひたすら学を進めている・・

この頃 堀居は 実力テストの過去問と答えを渡したうえで『質問あるものだけ 残ってください・・・』というスタンスをとっている。

そうすると、毎回 質問に残る生徒は限定されている。

何気ない顔で塾を後にする生徒ほど、実力テストの結果は良くないのであるが・・・

もちろん 個々の生徒のキャパシティーの限りはある・・・が、特に高田・生駒をねらう中盤層の甘さが目に付くのである・・・

 

昨今の卒業生たちの大学進路状況を見てみると、中堅どころである高田、生駒においては 学校間の垣根はなく 結局その進学先の高校でどう過ごしたかで決まるように見える。

前にも書いたが、生駒高校から早稲田大学に進学した生徒、過去には高田高校から奈良教育大学に進学した者たちに共通して言えることは、高校時代にがむしゃらに勉強した者のみがつかんだ結果である。

近年はやる推薦入試においても、例えば生駒高校から立命館大学・関西学院大学・関西大学・龍谷大学等を受けるには評定5段階評定のうち、高校一年生から最低4以上の評定が必ず必要になる。高校に行ったら・・・遊んで、クラブして・・・リア充なんて妄想だけでは食っていけないのである。

その現実を知ってるがゆえに、現八期生たちのぬるさが気になってしょうがない・・・

この塾(ひげ達磨)との接点はあと長くとも130日余りしかないのである・・・

卒塾を境に八期生から見れば 私はただの通りすがりの異邦人の一人に分類されるし、私も彼らを忘れるし、忘れようと努力もする・・・

今しかないのである

今日午前中のZOOM授業でも その点を話題の一つにした。

本来『勉強』とは勉め(つとめ)強いるものである。要は 好きでやっている者はほとんどいない・・・『勉強なんて嫌い』と言っている者も実は正しいのである。

が、生きていくためには 学ばなければならない。

何も 中学 高校 大学という机に座ってだけではない。

どんな職業に就こうが、それを大成するためには 日々の努力は欠かせない

その際に 自分はこれが苦手だ・・・なんて言い訳は通用しないのである。

それを通過してきた親世代から見れば 中学の学習などにかける努力など たかが知れているのである。

 

そんな上目線で言ってみても あの生徒と当時の自分は何も彼らとは変わらない

だからこそ あの時 親や先生に言われたこと、怒られたことを伝えられる塾講でありたい。

 

秋は人を饒舌にさせるし、酒をさらにおいしくしてくれる季節である・・・

 

さて・・・風呂♨️でも行くかな・・・(;´Д`)