10月17日 ~帰省~
2020年10月17日
15日(木)をもって 令和二年 二学期中間対策を終了した。
堀居も米倉も徳山も そして私も今の最大は出し尽くした・・・
結果は結果であるが
今の精一杯
もうおなか一杯である・・・
気分転換もあるが
翌 金曜日からこの禍の中で動けずにいた 住む人もいない実家の掃除に戻っている・・・
一年とはいえ、人が住まなくなると『家』という道具は音を立てるがごとく その色合いをモノトーンに変色していくものである・・・
幼少期から青年期まで住み慣れた実家は すでに人の音を発することなく ただただ時を停止ししたままである。
両親の衣類、茶わん、日常品すべてがそろっているのに・・・
一年ぶりに空気を換え、連日のように掃除、庭木の剪定などをして過ごしている。
人の生き様は短くはかない・・・
はかないからこそ、この今の一瞬に今の想いを詰め込む・・・
人は時の旅人であるが、その短い旅の中で一瞬すれ違う時にでも自然は優しく 美しく 変わらず接してくれる
生徒と対峙できる刻
もうすでに歩いてきた道より
まだ見ぬ道の方が短くなっている
ならばこそ今を大事にしなければ・・と・・
時の止まったこの場所で強く想ってしまっている・・・
一人で酒を酌みながら深い淵へと思考している
こんなひげ達磨にさえ潮騒は優しく夜を包んでくれている・・・
20日 追記
時の止まった場所があることも 私にとっては大事なことなのかもしれない
今を進むために・・・
さあ、進め!