雑記

2014年04月04日

さて本日の中三国語の授業で読んだ問題。解説はよく理解してくれたみたいです。

本文の内容の半分は著者福島真一(分子生物学者)の「生物と無生物のあいだ」で詳しく述べられています。興味があれば読んでみるといいですよ。そんなに難しいことが書かれているわけではありません。中学生でも充分理解できます。

「分子レベルでとらえた生物は刻々と欠損していく自らの個体を構成するタンパク質を外部からの食物摂取によって補いながら生きている存在と言える」という動的平衡のイメージはなかなか新鮮ですよね。

後半の「利他的行動」の部分は実は難解な概念。これは「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス)の内容からの引用なのですが、生物の行動はすべて自らの遺伝子を残すという意味では利己的であると捉えられるということなのですが反論も多々ある仮説ですし、ちょっと旬をすぎた感じもする話なので書きません。ただ、現在も「利己的遺伝子」の概念は動物行動学や一部進化論に大きな影響を与えています。

今日も今春高校合格を果たした生徒二名が訪ねてきてくれました。制服を見せるためです。その際、一期生で集会をしろ!と要求されました。期待している生徒もいるということです。

わかりました。何もおもてなしはできませんが、集まる機会を設けましょう。

近日中にメールでお知らせします。

その後別の生徒も保護者の方と一緒に訪れてくれました。毎度書きますが嬉しいです。