突然の再会
2013年10月19日
一杯のんでいい気分で深夜バスに乗ろうとした瞬間
『先生!』
『誰や!』
『○○です』
えーーーーーー(;_:)
その子は、前の仕事場で預った生徒で中一の最後で塾をやめた後、家族とも事情によりこの地を離れた生徒である。( 友達から聞いた話では )
とにかく嬉しかった、彼とはわずか小六から中一までの二年かしか付き合いがなかった。
彼はその当時は昔の私同様に太っていたが、その面影もなく好青年になっていた。ほんの数秒の出会いは、バスの出発によって途切れた・・・
『先生行ってください』
ほんまに泣きそうだった!だってあれから十年近く経っている今でも、彼は私を『先生』と呼んでくれた・・・
こんな私をである(T_T)
私は乗り込む直前に絞り出した一言は
『 ○○!元気でやっていたか 』
『はい!』
小雨降る中、私は涙を流しながらしばし歩いた・・・
彼が今まで送っていた時間は決して楽ではなかっただろう・・・・・・
でも彼は立派になっていた。
そんな彼に今でも先生と言われた自分に嬉しくて泣いた・・・
今日の雨は暖かかった<(_ _)>