さよなら2016年~特訓6日目を終えて~
特訓も6日目を終え、生徒は年末年始の休日となった・・
今年はいろいろありすぎて語る言葉がない・・・
わかったことは私はマザコンであると考えなればならないと認識した。
11月27日 母を見送った・・・その前後数日の記憶が薄い・・・
ただ、これほど涙は流れるものだと認識はしたことと、その止める手段を知らなかったこと。
母は最後まで残す父親の事を気にかけ、父は予定外の母の急変を正確にとらえることができなかった。
私もである。
母の存在は大きかった。母は過疎地の婆さんを集め、合唱、手芸などの集まりを企画し大勢の生徒をほぼ無給で教えていた。
長くルーテル教会に携わり数多くの牧師の世話をしたことで、母の名を知らない牧師はいないそうである。
母の旅立ちの会では、全国から多くの人が集まり、私は我が目を疑った・・・教員を退職した後の母のあり様をまざまざとみせつけられた・・・
父は今の田舎で母の遺影と共に暮らしている。
父は寂しさと悲しみを子供である私と弟に漏らすことなく、日々をおくり、今年を見送っている・・・
さて2016年、塾の方もなかなか生徒が集まらず苦しんだ年であった。
それでも四期生、五期生 彼らが塾で見せる笑顔に救われた。
この笑顔を見、生徒とともに楽しんだ時間こそ私の2016年の財産である。
母はよく私に『ちゃんとしーーーー』と叱咤激励した。
今、私は母に代わり生徒に、私自身にその言葉をかけ続ける・・・
父から送っていただいた魚と主食の酒とでこの年をしめくくる・・・
次の年がいい年でありますように・・・
追伸 家の『金のなる木』に初めて花目が出ました・・・来年が皆様にも私自身にもいい年になりますように・・・