あせってはいけない
2014年04月17日
中二Bクラスの授業後の小テストがありました。できるまで何度でも採点してはやり直し。
比較的すんなりと合格して帰る生徒もいれば、悪戦苦闘して長期滞在になる生徒もいます。
学力とひとくくりに言いますが、正解を一発で出すという能力よりも、間違いを探して正しく修正する能力の方がはるかに高級です。知識がきっちりと構造化されて、順序立てた考えをしないといけないからです。
僕も○×だけつけて答案をつっ返すようなことはしません。その生徒に応じたちょっとしたヒントは述べます。しかし手を出しすぎてはいけない。手とり足取りこちらの言うままに正解にたどり着いても、次回にはすっかり初期化されて何も残っていません。
ただ、放っておくとすっかりフリーズしてしまう生徒もいます。ここまで来ると一つずつ順を追って答えにたどり着かせようとします。ところがここでも難航。目的地へたどりつくどころかすっかり漂流状態になったりします。
気がつけば11;30。あと二問だけなんだから、とこちらは必死で説明。これがいけない。こっちがあせっても結局無理やり答えにたどり着かせただけになってしまいました。
反省しきりです。次改めて補習しましょう。
こっちがあせってはいかんのです。